債務整理の方法では、任意整理、調停による整理、訴訟による整理、個人再生手続きによる整理、そして自己破産による整理があります。
こうした中でも、任意整理は債務整理の方法として弁護士間で一般的に用いられているものです。
任意整理とは裁判所を利用せずに、直接債権者と話し合い、債務整理することです。
本人ではなかなか債務整理もうまくいかないので、弁護士や司法書士などに委任するのがベターです。

任意整理では、まず債務の調査を行い、それぞれの借入金額、借入年月日、返済金額、返済年月日を借用書や、振込み受取書をもとに作成します。
ここで、こうした借用書などが手元にない場合は、債権者に直接照合するか、債権者に債権調査表を送付して回答を求めることもできます。

次に債務調査の結果に基づき、債務確定をします。
ここで気を付けなければいけないのは、特にサラ金などは利息制限法違反の利息を取っているので、利息制限法に基づいて計算し直して、
債務を確定することです。
この計算方法によってサラ金などでの債務は2~3割減るといわれています。

そして債務が確定したら、整理案を作成します。ここでは一括弁済か、分割弁済の二案があります。
こうして整理案ができたら、それを債権者に交渉、同意を得て、弁済の開始となります。

任意整理のメリットは裁判所が関わらないために手続きが比較的簡単なことと、複数債務がある場合に、一部のみ債務整理することも可能な点です。