任意整理は、自己破産や個人再生など他の債務整理の方法に比べ、期間や費用などの点で優っています。
ただし裁判所を通さない分、任意整理の成果は担当した弁護士の手腕に大きく影響を受けることになります。
後悔のない債務整理を行うためには、弁護士選びが非常に重要になります。
ここでは、弁護士選びで重視すべき3つの点について紹介します。

1.任意整理の経験と実績

弁護士と言っても、専門分野は様々です。
交通事故が専門であったり、民事裁判が専門であったり、知的財産が専門だったりと、得意分野は色々です。
相談の前に、債務整理、できれば任意整理の経験や知識が豊富な弁護士であることを確認しましょう
また、こちらの弁護士にあまり任意整理の経験や実績があまりない場合、債権者側が特に強く権利を主張するというケースも少なくないようです。
和解に至るまでの時間を伸ばすなどして、こちらの気力を奪おうとしたり、できるだけ貸している側が有利になるように画策してきたりする可能性もあります。
時間がかかればそれだけ費用もかかりますし、生活への影響も出てきます。
弁護士選びの時点で不利になってしまうことがないように、実績・経験には特に注意するべきです。

2.納得のできる費用

比較的費用が抑えられるとされる任意整理ですが、報酬の仕組みは事務所によって様々です。
任意整理を専門としているかといって、どこに頼んでも同じというわけにはいきません。
費用について把握しないまま曖昧に進めてしまうと、思ったよりもお金がかかってしまったという事態になりかねません。

お金の問題を解決するための任意整理で、徒にお金を失っては元も子もありませんから、依頼する前にきちんといくらぐらいかかるのか説明してもらいましょう。
説明が曖昧だったり、金額を明らかにしない場合は、あとでトラブルになる危険性が高いため、避けたほうが良いでしょう。

3.相談時の態度と対応

大切なお金の問題を解決するために依頼する弁護士ですから、安心できる弁護士に頼みたいものです。
特に初めて相談するときは、態度や対応をよく見て、信頼のおける人物であるかを見極めましょう。
こちらの話をよく聞いてくれること、細かな質問にもきちんと答えてくれることなど、コミュニケーションがしっかりとれることが大切です。
お互いにきちんとコミュニケーションが取れれば、相談者の要望も伝わりやすく時間を無駄にかけたり、目標とする方向性にズレが生じる心配がありません。